米ラスベガスで開催中のカンファレンス「AWS re:Invent 2018」も終盤に入った11月29日(米国時間)、Amazon CTOのヴァーナー・ボーガス(Werner Vogels)博士によるキーノートが行われ、例年通り開発者向けのアップデートが発表されました。そのいくつかをピックアップして簡単に紹介します。
- データベースのアップデートを紹介する前に「11月1日は私にとって今年いちばんハッピーな日だった。AmazonのデータベースがOracleから移ったからね」と会場を笑わせたヴァーナー博士。Oracleいじりが好きなのはアンディだけじゃないようですw
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個人的にいちばん驚いたニュースはまったく予想していなかったKafkaのマネージドサービスのアナウンスでした。メッセージングやストリーミング、パイプラインの技術として注目されるKafkaですが、オペレーションの難しさが導入のボトルネックとなることが多かったため、マネージドサービスとしてAWSが提供するのであれば、普及のスピードが速くなることが期待されます。また、とくに日本のユーザにとってはLambdaのRubyサポートはうれしいニュースのように思われます。
去年は多かったKubernetes関連の発表はなく、かわりにLambda関連の機能強化を拡充している印象です。26日に発表された「Firecracker」もあわせ、サーバレスがメインのクラウド基盤になっている流れをあらためて実感させられます。
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