「VMware Cloud on AWS」がついに東京リージョンで提供開始

ヴイエムウェアは11月12日、「VMware Cloud on AWS」の東京リージョン提供開始を発表しました。13日から都内のホテルで開催されるヴイエムウェアの年次カンファレンス「vForum Tokyo 2018」のために来日したVMwareのパット・ゲルシンガー(Pat Gelsiger) CEOは「私にとって日本はほんとうに大切な場所であり、日本のユーザも心からリスペクトする存在。一方で日本のユーザはコンサバティブな面が強く、なかなか新しいチャレンジンに踏み込めないことも知っている。VMware Cloud on AWSはそうした日本のユーザがミッションクリティカルな業務も含めて、アジャイルなIT環境を構築できるようにすることを支援する」と語り、同社がAWSとともに日本のエンタープライズユーザを支援することを約束しています。

VMware Cloud on AWSの東京リージョンがついにGA

ちょうど1年前のvForum Tokyo 2017で「2018年中に東京リージョンでの提供を開始する」と発表されたVMware Cloud on AWSですが、期待を裏切ることなく、ハイブリッドクラウド環境でのディザスタリカバリや仮想デスクトップ、HCXによる大規模マイグレーションなど、日本のユーザを意識した機能強化を伴ってのGAとなっています。VMware Cloud on AWS(オレゴンリージョン)の先行ユーザとして登壇したケイ・オプティコムの福井希佳氏は「ハイブリッド環境のパフォーマンスもバックアップもまったく問題ない、すばらしく優秀なソリューション。IPアドレスを変更することなく使える点も大きい。太平洋をはさんでこのパフォーマンスなら、東京はもっと速いのは間違いない」と高く評価しています。

明日11/13のvForum Tokyo 2018にはAWSジャパンの長崎忠雄社長も登壇するとのこと、日本のユーザに向けて両社により大々的なアピールが行われそうです。次の大阪リージョンでの提供開始も含め、ユーザの期待も注目もさらに高まることは間違いなさそうです。

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