AWSは9月27日(米国時間)、6TB / 9TB / 12TBという大容量メモリに対応したAmazon EC2インスタンス「u-6tb1.metal 」「u-9tb1.metal」「u-12tb1.metal」の提供を開始しました。3タイプともに「AWS Nitro System」(要EC2 Dedicated Host)上で稼働するベアメタルインスタンスで、インメモリデータベース「SAP HANA」のような大量のメモリを要するワークロードに最適なインスタンスとされています。
- 【AWS News Blog】Now Available – Amazon EC2 High Memory Instances with 6, 9, and 12 TB of Memory, Perfect for SAP HANA(日本語はこちら)
これらのインスンタンスには2.1GHzのIntel Xeon Platinum 8176M Skylakeプロセッサが224個(論理プロセッサは448個)搭載されており、最大3.8GHzまでターボブーストします。またいずれのインスタンスタイプもAmazon EBSに最適化されており、専用のEBS帯域(14Gbps)が用意されています。
利用可能なリージョンはバージニア(米国東部)と東京で、オレゴン(米国西部)、アイルランド、AWS GovCloud(米連邦政府専用)でもまもなく利用できるようになる予定です。なお、AWSのチーフエバンジェリストであるJeff Barは
We’re not stopping at 12 TiB, and are planning to launch instances with 18 TiB and 24 TiB of memory in 2019. (我々は12TBで止まるつもりはなく、2019年には18TBおよび24TBのインスタンスをローンチできるように計画中だ)
とコメントしており、よりパワーアップしたハイメモリインスタンスの登場が待たれます。
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