【The Weekly, November 8 2021】Treasure Data、2億3400万ドルの資金を新たに調達

※2021年11月1日週のエンタープライズニュースのハイライトを筆者の独断と偏見によるセレクトでお伝えします。

🐾Around the World, Around the Enterprise

  • Neo4j、グラフデータベースのフルマネージドサービス「Neo4j AuraDB」の無償版「Neo4j AuraDB Free」を提供開始、クレジットカードの登録なしで利用可能。(11/3) →Neo4j開発者ブログ
  • Treasure Data、ソフトバンクおよびCarbide Venturesから2億3400万ドル(約265億円)の資金調達を実施、「Beyond Marketing」のビジョンのもとでメインプロダクトの「Treasure Data CDP」をさらに進化させていく姿勢をあらためて表明。(11/4) →ニュースリリース
  • GitHub CEOのナット・フリードマン(Nat Friedman)が辞任を発表、後任にはChief Product Officerのトーマス・ドーンク(Thomas Dohmke)が11月15日付けで就任へ。(11/4) →ナット・フリードマンのブログ(https://github.blog/2021-11-03-thank-you-github/)
  • Meta、Facebook上の顔認識システムを終了すると発表、投稿された写真や動画からの自動顔認識や、顔認識テンプレートによる人物の特定といった機能の提供を終了へ。(11/2) →Metaのブログ(https://about.fb.com/news/2021/11/update-on-use-of-face-recognition/)

🐾News Conference of the Week

  • シスコシステムズ、代表執行役員社長 中川いち朗による2022年度の事業戦略説明会を報道関係者向けに開催。今後3カ年の重点戦略に「日本企業のデジタル変革」「日本社会のデジタイゼーション」「営業/サービスモデル変革」「パートナーとの価値共創」を掲げ、ハイブリッド型ワークスタイルを構築する「Cisco Webex」、ゼロトラストプラットフォーム「Cisco SASE」、フルスタックオブザーバビリティ構成コンポーネント「Cisco AppDyanmics」「Cisco Intersight」「Cisco ThousandEyes」を”変化に即応できるプラットフォーム”として提供していく。「シスコのパーパスである”すべての人にインクルーシブな未来を実現する – To Power an inclusive future for all”の達成に全社をあげて取り組んでいく。来年は日本法人は設立30周年を迎えるが、新卒から入って現在はリーダーシップを発揮しているメンバーも多い。現在のシスコジャパンのメンバーであれば、170カ国でのトップをめざすことも可能だと思っている(現在は米国を除き、英国、ドイツについでグローバル第3位)」(中川氏)(11/4)
シスコジャパンが発表した2022 – 2024年度の事業戦略。現在、シスコの総売上におけるソフトウェアサービスの割合は53%で、ハードウェアが中心だった以前とはビジネスモデルが大きく変わりつつある。今後も50%前後を目標にしながらSaaS/マネージドサービスへの注力をはかり、サービスモデルの変革を進めていくとしている

–Thanks for reading!

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